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空き家を放置するとどうなる?固定資産税が上がるケースと解体のタイミング

こんにちは。沖縄の解体工事、田畑工業のブログ担当です。

今回は「空き家」についてのお話です。
親が住んでいた実家が、いまは誰も住んでいない。

そんな空き家をどうしたらいいか、迷っている方は多いと思います。

 

「解体すると固定資産税が上がるって聞いたし、しばらくこのままでいいかな……」

 

そう思って、ついそのままにしていませんか?じつは、空き家を放置していると、逆に固定資産税が上がってしまうことがあるんです。

 

この記事では、空き家を放置するとどんなことが起こるのか、どんなときに税金が上がるのか、そして解体を考えるタイミングについてお話しします。

空き家を放置すると起こること

 

家は、人が住まなくなると一気に傷みます。

窓を開けて風を通す人も、小さな不具合に気づく人もいないからです。

放置された空き家でよく起こるのは、次のようなことです。

 

  • 建物が傷む:湿気でカビが生えたり、シロアリに食べられたりして、柱や床が弱くなります。
  • 台風で屋根や壁が飛ぶ:沖縄では特に心配な点です。飛んだ屋根材が近所の家や車に当たると、持ち主が責任を問われることもあります。
  • 防犯面で不安:人の気配がない家は、不法侵入やごみの不法投棄、放火などに狙われやすくなります。
  • 近所に迷惑がかかる:草木が伸び放題になったり、虫や動物が住みついたりして、苦情につながることがあります。

こうした状態が続くと、建物の価値もどんどん下がっていきます。「いつか売ろう」と思っていても、そのころには買い手がつかない、ということもあります。

放置すると固定資産税が上がるケース

まず、固定資産税の仕組みを簡単に説明します。

土地の上に家が建っていると、「住宅用地の特例」という制度で、土地の固定資産税が安くなっています。一般的な広さの住宅なら、税金を計算するもとの金額が6分の1になるのです。「解体すると税金が上がる」といわれるのは、家がなくなるとこの割引がなくなるからです。

ところが、家が建っていてもこの割引がなくなるケースがあります。それが、空き家が「特定空家」や「管理不全空家」として勧告を受けたときです。

特定空家と管理不全空家

特定空家は、今にも倒れそうな家や、衛生面で周りに悪い影響を与えている家など、かなり状態が悪い空き家のことです。

管理不全空家は、このまま放置すると特定空家になりそうな空き家です。窓や壁が壊れている、草木が伸び放題、といった状態が当てはまります。2023年12月に法律が変わり、この段階の空き家も対象になりました。

いきなり上がるわけではない

空き家になったらすぐ税金が上がるわけではありません。流れは次のとおりです。

 

 

  1. 市町村が、管理できていない空き家を見つける
  2. 持ち主に「直してください」と指導する
  3. それでも直さないと「勧告」を受ける
  4. 勧告を受けると、土地の固定資産税の割引がなくなる

 

割引がなくなると、一般的な住宅で土地の固定資産税は3〜4倍ほどになります。

条件によっては最大6倍になることもあります。しかも、家はそのまま残っているので、税金だけが高くなった状態になってしまいます。

 

つまり、「税金が上がるから解体しない」と放置していると、結局税金が上がってしまうこともあるんです。

解体を考えるタイミング

 

では、解体したほうがいいのかというと、もちろん家によって答えは違います。ただ、次のような場合は、解体を一度検討してみるといいと思います。

  • 遠くに住んでいて、定期的に管理しに行けない
  • 家が古くて、修理して住む予定もない
  • 台風のたびに「屋根は大丈夫かな」と心配になる
  • 土地を売ったり、新しく家を建てたりする予定がある


解体は「1月1日」を意識する

 

固定資産税は、毎年1月1日の状態でその年の税金が決まります。1月1日に家が建っていれば、その年は割引された税額のままです。

たとえば年明けに解体すると、1月1日には家があるので、その年の税金は上がりません。税金が上がるのは翌年からです。その間に土地を売ったり、新しい家を建てたりすれば、税金が上がる期間を短くできます。

この話は、こちらの記事でくわしく紹介しています。

家を解体すると固定資産税は上がる?更地にするタイミングの考え方

 

古い家はアスベスト調査も必要

古い家を解体するときは、工事の前にアスベストの調査も必要です。調査の分だけ時間がかかるので、「年内に解体したい」など希望がある場合は、早めに相談しておくと安心です。

解体前に知っておきたいアスベストの話|危険性と事前調査が必要な理由

まとめ

空き家は、放置しているだけでどんどん傷み、台風や防犯の心配も増えていきます。管理ができていないと市町村から勧告を受け、家が建ったまま固定資産税が上がってしまうこともあります。

 

「解体すると税金が上がるから」という理由だけで空き家をそのままにしている方は、一度、管理を続けるのか、解体するのかを考えてみてください。

 

田畑工業では、空き家の解体についてのご相談や、現地を見たうえでのお見積もりも行っています。「うちの実家、どうしたらいい?」という段階でも大丈夫です。まずは気軽に聞いてみてくださいね。