「親の家を解体することになったけど、何から手をつければいいのか……」
私たちは、こんなご相談をよくいただきます。
解体工事は、最初の相談から更地になるまで、大きく分けて7つのステップで進みます。沖縄で解体工事をしている田畑工業が、実際の現場の流れに沿ってお話しします。
ステップ1:まずは相談から

電話でも、お問い合わせフォームでも構いません。
「まだ解体するか決めていない」という段階でのご相談も多いので、気軽にご連絡ください。
次のことがわかっていると、話がスムーズに進みます。
・建物の場所
・木造か、鉄骨か、コンクリートか
・だいたいの広さと築年数
・いつ頃までに解体したいか
全部そろっていなくても大丈夫です。わかる範囲で教えていただければ、あとは現地で確認します。
ステップ2:現地調査
実際に現場に伺って、建物とまわりの様子を見せていただきます。
見るのは建物だけではありません。前の道に重機やトラックが入れるか、隣の家とどれくらい離れているか。家の中に物がどのくらい残っているか、ブロック塀や庭木も撤去するのか。こうした条件によって、工事の進め方も費用も変わってきます。
もうひとつ大事なのが、アスベスト(石綿)の調査です。解体前の調査は法律で義務づけられています。私たちの現場でも、3件に1件くらいの割合でアスベストを含む建材が見つかっています。「うちは大丈夫だろう」と思っていても、調べてみたら出てきた、ということは珍しくありません。
→ アスベストについては、こちらの記事で詳しく書いています
ステップ3:見積もり
現地で確認した内容をもとに、見積書を作ります。
「だいたいいくらですか?」と電話で聞かれることもあります。ただ正直なところ、現場を見ないと正確な金額は出せません。同じ広さの家でも、道幅や残っている物の量、アスベストの有無で、金額がけっこう変わるからです。
見積書が届いたら、ここだけは見ておいてください。
・ブロック塀や庭木、整地まで含まれているか
・家の中の物の処分費は入っているか
・あとから追加料金がかかる可能性はあるか
あとで「これ、別料金だったの?」とならないように、気になるところはその場で聞いていただけるとありがたいです。
ステップ4:契約
見積もりに納得していただけたら、契約です。工事の日程もこのタイミングで決めます。
ひとつ注意したいのが、役所への届け出です。延床面積80㎡以上の建物を解体するときは、工事を始める7日前までに届け出が必要です。書類については契約のときにご説明しますので、ここで慌てる必要はありません。
ステップ5:工事が始まる前にお願いしたいこと
工事の前に、お客様にやっていただきたいことが3つあります。
電気・ガスなどを止める
電気、ガス、電話、インターネットは、それぞれの会社に連絡して止めてもらってください。
ただし、水道だけは少し待ってください。工事中はほこりを抑えるために水をまくことがあるので、止める前に一度ご相談をお願いします。
家の中を片付ける
残しておきたい物や大事な書類、思い出の品などは、先に運び出しておいてください。工事が始まってからでは取り出せません。処分する物については、見積もりのときに一緒に相談しましょう。
ご近所にあいさつしておく
解体工事では、どうしても音やほこり、振動が出ます。事前に一言伝えておくだけで、ご近所の受け止め方はずいぶん違います。
ステップ6:解体工事

ここからが本番です。おおまかには、こんな順番で進めます。
- 足場を組んで、建物のまわりを養生シートで囲う
- アスベストがあれば、先に取り除く
- 窓や畳、内装など、手で外せるものを外す
- 重機で建物を壊す
- 出てきた廃材を種類ごとに分けて運び出す
- 最後に基礎を壊して撤去する
私たちは、廃材を木・金属・コンクリートなどに細かく分けてから処分しています。手間はかかりますが、ここは手を抜かないと決めている部分です。また、重機や車両を自社で持っているので、段取りよく進められるのも強みです。
工期は建物の大きさや状況によってかなり違います。目安は見積もりのときにお伝えしています。
ステップ7:整地して完了
建物と基礎がなくなったら、地面を平らにならして工事は終わりです。最後にお客様と一緒に現場を確認して、お引き渡しとなります。
ただ、ひとつだけ忘れずにやってほしい手続きがあります。法務局への
「建物滅失登記」です。建物がなくなったことを届け出るもので、解体から1か月以内に行う必要があります。意外と忘れやすいので、カレンダーにメモしておくのがおすすめです。
さいごに
相談、現地調査、見積もり、契約、工事前の準備、解体工事、整地。解体工事は、この7つのステップで進みます。
はじめての解体なら、わからないことだらけで当たり前です。私たちは、相談の段階から工事が終わるまで、その都度説明しながら進めていきます。
「まだ決めていないけど、話だけ聞いてみたい」という方も大歓迎です。沖縄で解体を考えている方は、ぜひ一度ご連絡ください。
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